RPA導入事例まとめ5例+【保険業界編】

目次

  1. 第一生命保険
  2. 日本生命保険
  3. セゾン自動車火災保険
  4. 楽天損害保険
  5. あいおいニッセイ同和損害保険
  6. その他

第一生命、保険業務簡略化ソリューションをキヤノンMJと共同構築。約1000万人のデータと約200帳票のデジタル化を実現

第一生命保険(以下、第一生命)とキヤノンMJは、保険業務の契約と、保全業務の手続きを簡略化する、デジタルソリューションを共同構築しました。

構築したソリューションは2つです。1つは、保険契約時に健康診断結果が必要な場合、撮影した診断結果を自動的にテキストデータ化し、本社へ送信することにより、その場で顧客に医的査定の結果の見込みを提示できる、業界初の仕組みです。

もう1つは、名義変更や保険料払い込み方法の変更といった、手続き上、使用頻度の高い帳票をデジタル化して、画面上で署名できるというものです。一度の署名で、複数の手続きが可能な一括請求機能や、本人確認書類などの預かりが不要になる本社への即時送信機能を実装しています。

第一生命は、これらソリューションを利用した効果として、約1000万人の契約者データと約200帳票のデジタル化を実現、紙書類と同様な使い勝手や手続き時間の短縮などを確認、高い評価を得た、とし、今後もデジタル化を通じ、顧客の利便性向上と紙文書の保管コストの削減、受付や点検等の後続業務の効率化を図っていく、としています。

参照元『ZDNet Japan

日本生命、アーリーアダプター(初期採用者)としてRPA活用。BPMS+AIで、事務プロセス改革へ

日本生命保険相互会社(以下、日本生命)は、RPAという言葉が生まれる以前から、ソフトウェアロボットによる業務効率化に着目、積極的に活用しています。

同社がRPAを導入した背景には、コントロールできない業務量の増大がありました。その課題への対応として、注目したのがRPAでした。

2011年からのテスト期間を経て、2014年にバックオフィス業務におけるRPA活用を本格稼働、2017年には企業保険のバックオフィス業務でも活用を開始、合わせて、49業務、年間5万時間の余力創出に成功しています。2018年からは、保険事務以外の部門や支社への展開も開始するなど、全社的な取組みへと進化させています。

同社では、トライアルロボットを作るなどして、ロボットの価値を現場に浸透させてきました。具体的なRPA化事例としては、外部委託先からの納品データをシステムに登録する作業や、照会業務、回答票作成業務などがあります。

現在は、AIーOCRやRPAを部品としてBPMSに組み込むことで、一連の事務プロセスを自動化する取組みを進めており、また、法改正による保険規約への影響調査など、RPAだけでは代替困難な作業においては、AIによる業務支援の研究も行っています。BPMSとAIを組み合わせることで、事務プロセス全体のさらなる改革ツールとして、期待されています。

参照元『事例で学ぶRPA 基本から導入、運用までのロードマップ』

セゾン自動車火災、業務プロセスの見直しでRPA導入。コア人材の育成で内製化目指す

セゾン自動車火災保険は、業務プロセスの見直しの具体策のひとつとしてRPAを導入、業務の効率化を進めています。

同社は、2017年6月から、事故対応部門、商品企画部門、契約事務部門の3部門から、事故対応データの取り込み、業界動向に関するインターネット調査、保険契約の計上、などのRPA対象業務を選定し、PoCを実施しました。
2017年10月には全社展開を視野にRPA導入を決定、先行する3部門から対象業務を選び出して、ロボット開発を進めることになり、2018年4月からは、全部門を対象に業務調査が行われ、本格的な開発がスタートしています。RPAツールは、UiPathが選定されました。

セゾンでは、RPAの導入に当たり、第一段階として、開発パートナー企業にロボット開発を委託していますが、次のフェーズでは自社内に人材を育成し、内製化に移行、最終的には完全内製化に持っていくという、2段構えで臨んでいます。まずは、第一段階で、年間1万時間程度の削減効果を目指しています。

現在、2018年度に開発を予定している20案件中、11件のロボットが完成しており、同時に社内のRPAコア人材の育成も進められています。
また、同社では、通話ログのテキスト化、事故報告画像のデータ化といった新技術の活用も視野に入れつつ、AI-OCRなどのテストトライアルも進めています。

参照元『UiPath-RPA導入事例

楽天損保、全社的推進チームでRPAを導入。年間7259時間の削減を見込む

楽天損害保険株式会社(以下、楽天損保)は、2018年4月からRPAを本格導入、業務の効率化を図っています。

同社のRPA導入の背景には、データ入力作業などの、単純でも負担が大きく非効率な業務への対応がありました。

楽天損保・システム企画部は、RPAの動作確認や基幹システムへの影響などを検証、その結果、RPAツールとしてWinActorを選定、2018年1月からWinActorのトライアルを開始します。
各部署から推進役を選抜し、6部署19名体制で、動画を活用した勉強会などの研修、ロボット作成を実施、トライアル終了時には、6本のシナリオで、1700時間の作業時間短縮を達成しました。

2018年4月から本格稼働が始まり、処理データの入力業務や代理店へ情報を送付するための繰り返しの作業などに導入され、オペレータの作業時間削減に加え、スピードアップと人為的ミスの軽減も達成できました。

稼働から6か月後の9月末の時点で、55本のシナリオが稼働しており、年間7259時間の削減を見込んでいます。楽天損保は、さらに30超の業務に関して、シナリオ制作の予定がある、としてます。

参照元『WinActor-導入事例

あいおいニッセイ、RPA導入でBPR推進。138万時間の余力創出と、年間約1200トン使用の紙、大幅削減目指す

あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下、あいおいニッセイ)は、「既存業務のデジタルシフト」の実現に向けた取り組みを、2018年11月より開始しています。本取組みには、アビームコンサルティング、シーイーシー、日本マイクロソフト、UiPathの4社が参画し、あいおいニッセイを支援しています。

あいおいニッセイでは、従来より業務効率化を推進してきましたが、依然、非効率な業務が残る、という現状を打破するため、BPRを実施、業務効率化を実現するためのRPAツールとして、UiPathを導入しました。
併せて、ワークフローとして日本マイクロソフトのDynamics365を導入し、RPAと組み合わせ、経理部で実施している保険料精算業務をはじめとした、社内のあらゆる業務に活用、紙業務の大幅削減を目指しています。

同社では、今回の取り組みを通して、2021年度に約138万時間の余力を創出、よりクリエイティブな業務に注力できる環境構築をし、また、現在年間約1200トン使用しているコピー用紙等の大幅削減も目標としています。

同社は、将来的に、OCRやAIの導入・活用を推進、紙をOCRによってデータ化し、Dynamics365やRPAの活用範囲をさらに拡大させるとともに、AIの活用による業務の高度化やチャットボットとの連携により、更なる効率化に取り組む、としています。

参照元『あいおいニッセイ同和損害保険株式会社-プレスリリース

紹介済みの導入事例から、保険業のRPA導入事例をピックアップしました。

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