マーケティングの4Pとは、マーケティングを構成する主要な4つの要素である、
Product:プロダクト(製品やサービス、品質、デザイン、ブランドイメージなど)、Price:プライス(製品価格、割引要件、支払条件、支払方法、信用取引など)、
Place:プレイス(流通範囲、販路、輸送手段、立地、品揃え、販売場所、在庫管理など)、
Promotion:プロモーション(広告宣伝、媒体、マーケティングなど)のそれぞれの頭文字のPをとって表したものです。
アメリカのマーケティング学者、エドモンド・J・マッカーシーが提唱しました。
4Pは、一般的にマーケティング・ミックス(4Pミックス)の主要な構成要素、4大マーケティング・ツール、とされています。
マーケティング・ミックスとは、企業が消費者に、ある製品やサービスを売り込みたいときなど、市場から望ましい反応を引き出す目的で、この4P(マーケティング・ツール)を組み合わせて戦略的に販売を行おうとする考え方です。
マーケティング・ミックスは、4Pの整合性を図りながら、最適な組み合わせを考えることが重要です。
市場を絞り込み、ターゲットとする顧客層に向けて、そのセグメントやポジショニングも考慮し、製品の良さを訴求できるよう、この製品やサービスを使用することによって得るメリット、購買力に見合った価格設定、早く確実に製品を届けることができる流通形態、製品の確実な認知、などを勘案、最適な配分でミックスし、最大のシナジーが生じるように実施します。