[/box]
動画で実行画面チェック
作成フロー
サンプル
サンプルとして以下のようなExcelを用意しています。
フローチャート
フローチャートは以下のようになります。
変数
変数は以下のようになります。
Excelの情報を取得する方法は[datatable]として範囲を取得し、
[For each row]で繰り返し操作を行っています。この方法は今回省略します。
(繰り返す際の変数counterの初期値は3としているのは3行目が最初に書き込む行だからです)
Webブラウザの操作ですが、一見、レコーディング機能を使っていると思うかもしれません。しかし実は全く使っていません。
基本は「文字を入力」を用いて入力した文字(変数placeに格納された値)を「クリック」アクティビティを用いて検索する操作を繰り返しています。
ただし、いくつか追加でアクティビティを挿入したり、設定を変更している部分があります。
「ホバー」アクティビティ
文字列検索をしてからなぜかマウスの位置が勝手に移動してしまう不具合が発生しました。これを解消するために、「ホバー」アクティビティを挿入し、正しいアイコンまでマウスを移動する操作を加えたことで確実にクリックを行うことができました。
「クリップボードから取得」
今回の操作を用いて得られたURLの情報はいったんクリップボードに格納されます。
したがってクリップボードから値を取得して変数に格納する必要があります。
これを行うことで変数urlに取得した値を格納できるわけです。
また、ブラウザの閉じるボタンをクリックさせる際、開いているURLが異なるため、うまく閉じられない場合があります。
そこで、セレクタのtitleを「*」に変更します。
これにより、すべてのタイトルのブラウザを閉じることが可能になります。
結果
Excelに地図のURLが転記されました。
いかがでしたでしょうか。
UiPathではブラウザのクリック操作の設定が簡単にできます。
レコーディングを使わなくてもある程度の操作は可能です。ぜひ試してみてください。