ロボットを実行させている間、皆さんはどうされていますか?
私はその間、入浴したり、食事したり、テレビ見たりと好きなことをしています。
しかし、いつ終わったか定期的に様子を見に行くなんてことしてませんか?
もしくは、ずっとPCに張り付いて、ロボットがちゃんと働いてるか監視してませんか?
せっかくロボットによって作業時間を削減できているのですから、有意義に過ごしましょう。
今回はUipathでメール送信するロボットのご紹介。
これを活かせば、ロボットの作業終了時にメールで通知させるなんてことができますよね?普段持ち歩く携帯にメールで通知をすれば大変便利ですので、ぜひ開発してみましょう。
動画解説
目次
1.開発前にGmailアカウントの下準備
2.ロボットの作業工程全容
3.各工程解説
1.開発前にGmailアカウントの下準備
Gmailのアカウントはセキュリティの為に、外部アプリからの操作をシャットアウトしています。Uipathから操作させるには、前もって外部アプリからの操作を許可する設定をしてあげましょう。
①Googleアカウント設定を開く
https://myaccount.google.com/security
②アプリパスワードを選択
③Googleアカウントログイン
④デバイスを選択
⑤その他(名前を入力)を選択
⑥操作する外部アプリを入力(好きな名前で大丈夫です)
入力後、生成ボタンをクリック
⑦パスワードが生成される
このパスワードをUipathにて使うのでちゃんとメモっておきましょう。
2.ロボットの作業工程全容
①宛先選択
②サーバー選択
③スイッチ
3.各工程解説
①宛先選択
アクティビティ:Input Dialogを挿入
上段にタイトルを入力
下段にラベルを入力
以下図の赤枠に該当します。
宛先に登録するアドレスを一覧にして用意しましょう。
プロパティのオプションを以下図のように編集
{“1つ目のアドレス”,”2つ目のアドレス”}
いくつでも追加可能です。
出力した結果を変数”address”に格納する。
②サーバー選択
アクティビティ:Input Dialogを挿入
上段にタイトルを入力
下段にラベルを入力
プロパティのオプションを以下図のように編集
{“smtp.gmail.com”,”smtp.mail.yahoo.co.jp”}
いくつでも追加可能です。
出力した結果を変数”smtp”に格納する。
③スイッチ
アクティビティ:Switchを挿入
Expressionに変数”smtp”を入力
Case1
smtp.gmail.comの時
アクティビティ:SendMailを挿入
Case2
smtp.mail.yahoo.co.jpの時
アクティビティ:SendMailを挿入
Case1のSendMailの中身
宛先:先ほど格納した宛先変数”address”
件名:メールの件名
本文:メールの本文
アクティビティのプロパティ
サーバー:先ほど格納したSMTPサーバー変数”smtp”
ポート:465
ログオンパスワード:1で取得した12桁のパスワード
ログオンメール:Gmailのアカウントメールアドレス
Case2のSendMailの中身
宛先:先ほど格納した宛先変数”address”
件名:メールの件名
本文:メールの本文
アクティビティのプロパティ
サーバー:先ほど格納したSMTPサーバー変数”smtp”
ポート:465
ログオンパスワード:通常のYahooアカウントのパスワード
ログオンメール:Yahooのアカウントメールアドレス
UiPathを利用すれば、これまで手作業で繰り返していた業務も自動化できるため、大変便利です。個人でも無料で導入できるソフトですので是非利用してみてください。楽しいRPAライフを
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