数学などので用いられる用語であるパラメータ。ビジネス用語としてどう使われているのか?を解説します。
パラメータとは
パラメータとは、変数値、媒介変数、母数、引数、などを指す言葉です。
数学や統計学で用いられる用語ですが、ビジネス用語としては主にコンピュータ・プログラムなどのITの分野で使用されています。
IT分野での「パラメータ」の用語
IT分野では、ソフトウェアやシステムの動作・処理結果に影響を与える、外部から投入されるデータなどのことをパラメータと表現することが多いです。
プログラミングでは引数と呼ばれることもあります。
URLパラメータとは?
URLパラメータと呼ばれるものがありますが、これは、サーバー側に情報を送るために、URLの後ろに付加する変数のことです。
URLの末尾に「?(クエスチョンマーク)」を付けて、「パラメータ(変数)=パラメータの値」という形式をとります。
複数のパラメータを指定する場合は、「&(アンパサンド)」で区切って、末尾に付け足していきます。
複数のパラメータを指定する場合は、「&(アンパサンド)」で区切って、末尾に付け足していきます。
URLパラメータは、大きくパッシブパラメータとアクティブパラメータに分けられます。
パッシブパラーメータ
パッシブパラメータは、主にアクセス解析ツールでトラッキングに用いられ、ネットユーザーのアクセス経路などの情報収集に利用されます。
パッシブパラメータは、付いていても、付いていなくても、表示するページ(コンテンツ)の内容が変わることはありません。
アクティブパラメータ
アクティブパラメータは、パラメータが付いていると、指定したパラメータの値によって、表示するページ(コンテンツ)の内容が変化します。主にECサイトで利用されています。
<補足>
ゲームソフトにおいて、キャラクターの能力など表す数値のこともパラメータ(ステータス)と呼びますよね。