ホワイトカラー(white-collar)

ホワイトカラーとは、広く事務系・管理系職種一般、専門職、技術職、営業職、販売職などに従事する労働者を指します。
ホワイトカラーは英語で「白い襟」という意味ですが、この種の労働に従事する者が就業中は、白い襟のワイシャツを着用していることが多いことから、こう呼ばれています。
これに対比して、主に現業系の職業に従事する労働者はブルーカラーと称されます。

20世紀半ば以降、高度産業化が進展し、それに伴いホワイトカラーが急増します。
企業の大規模化や大量消費社会の本格化、行政機構の肥大化、公共サービスの増大、情報技術の発達、等々により、第3次産業が発展、その結果、ホワイトカラーの急増とその職種の多様化がもたらされたのです。

かつてはホワイトカラーとブルーカラーの間には、学歴や賃金水準などに格差がみられましたが、一般的な高学歴化や賃金水準の平準化に伴って、それらの格差は縮小していきました。
さらに20世紀後半以降の技術革新によって、ホワイトカラー・ブルーカラー両方の多くの職種・職場が機械化、自動化され、また、サービス産業の多様化よって、従来の概念では区分できない業種・業務も増え、こられが要因となって、ホワイトカラーの範疇も曖昧になってきています。

むしろ現在は、ホワイトカラーの中での両極化が進行しています。
スマートで心身に負担の少ない労働で高賃金を得ている上層のホワイトカラーと、無制限なサービス残業、各種のハラスメントなど、劣悪な環境にさらされながら低賃賃金に甘んじている低層のホワイトカラーです。
しかし、ブラックな労働環境で働くホワイトカラーというのも笑えない話ですね。

ブラック企業もさることながら、ホワイトカラーの新たな脅威となっているのがRPAです。
RPAは人工知能等の認知技術を用いた業務の自動化技術で、仮想知的労働者とも呼ばれています。このRPAの適用範囲が主にホワイトカラーの職域であることから、将来的にホワイトカラー労働がRPAに取って代わられるとも言われています。
RPAに失業に追い込まれないためにも、まずはしっかりと時代に合ったスキル、人間にしかできない技術といったものを身につけたいものです。

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