外部ソフト「Sound Engine」を用いて、指定したフォルダに含まれる音源ファイルを順番にノイズ除去の処理をしていきます。
ロボットの作業工程
1.外部ソフト「Sound Engine」を立ち上げる
2.ノイズ処理(ループ)
3.「Sound Engine」を閉じる
ロボット開発は基本的にUipathのレコーディングを活用しますが、要素の認識精度が高いUipathにも認識できないものがあります。
そういった場合は、画像認識を用いたロボット開発を検討しましょう。
要素による操作より安定度が下がりますが、丁寧に作ればしっかりと動作するロボットができます。
1.外部ソフト「Sound Engine」を立ち上げる
アクティビティ:[Start Process]を挿入
上段にアプリケーションのexeファイルパスを入力
下段の引数は空欄
2.ノイズ処理(ループ)
アクティビティ:[for each]を挿入
コレクション:system.IO.Directory.GetFiles(“フォルダパス”) を入力
要素:item (自動)入力
フォルダに含まれる音源ファイルのパス一覧を取得してコレクションとします。
コレクションから1つ、itemに格納して本体内容を処理する動作を次々にループするといったものです。
以下(1)~(5)で本体内容を解説します。
(1)ファイル読み込み
アクティビティ:[Click]を挿入
認識する要素を用いて、ファイルタブをクリックします。
アクティビティ:[Send Hotkey]を挿入
キー:0
基本的にショートカットキーが利用できるなら活用しましょう。安定したロボット開発ができます。
アクティビティ:[Type Into]を挿入
ファイルパスが格納されたitemを入力
アクティビティ:[Send Hotkey]を挿入
キー:Enter
ファイル名を入力した後の開くボタンのクリックをEnterキー操作する。
(2)ノイズサプレッサー処理
アクティビティ:[Click]を挿入
認識する要素を用いて、音質タブをクリックします。
アクティビティ:[Send Hotkey]を挿入
キー:N
アクティビティ:[Click Image]を挿入
認識しない要素は、画像認識を用いて開発しましょう。
一画面に複数同様の画像がないように、選択する画像範囲を考えましょう。
見栄えが変われば、異なる画像として認識しなくなるため、注意しましょう。
アクティビティ:[Send Hotkey]を挿入
キー:UP
アクティビティ:[Send Hotkey]を挿入
キー:Enter
アクティビティ:[Send Hotkey]を挿入
キー:Enter
キー操作 > 要素認識 > 画像認識 の優先度合いで開発しましょう。
(3)ノイズゲート処理
アクティビティ:[Click]を挿入
認識する要素を用いて、音量タブをクリックします。
アクティビティ:[Send Hotkey]を挿入
キー:0
アクティビティ:[Send Hotkey]を挿入
キー:Enter
(4)保存ボタンクリック
アクティビティ:[Click Image]を挿入
認識しない要素は、画像認識を用いて開発しましょう。
一画面に複数同様の画像がないように、選択する画像範囲を考えましょう。
見栄えが変われば、異なる画像として認識しなくなるため、注意しましょう。
(5)新規作成ボタンクリック
アクティビティ:[Click Image]を挿入
認識しない要素は、画像認識を用いて開発しましょう。
一画面に複数同様の画像がないように、選択する画像範囲を考えましょう。
見栄えが変われば、異なる画像として認識しなくなるため、注意しましょう。
以上(1)~(5)の本体内容をコレクションの数だけ繰り返し処理します。
3.「Sound Engine」を閉じる
アクティビティ:[Close Application]を挿入
役目を終えたソフトを閉じて終了しましょう。
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