前回「Kofax」のインストールまでを書きましたが、実際使ってみる場合、やはり日本語で説明が書いてあるほうがわかりやすいですよね。(英語が得意なので英語表記問題ないという方は今回の記事の対象外です。)
少々手間はかかりますが、1度日本語表示化しておくとあとの手間はありませんので、今回頑張って日本語化してしまいましょう!
手順としては 「インストールフォルダのbin配下にあるcommon.confを修正」することでできます。
しかし、実際にやってみてエラー画面になったり立ち上がらなかったりすることもありますので、(筆者はそうでした…)わかりやすく画像で説明していきたいと思います。
日本語表示のための手順
1.インストールフォルダのbin配下にあるcommon.confを修正する
デフォルトインストールの場合下記の場所にプログラムがあります。
C:\Program Files\Kapow < version >\bin
common.confを右クリックしてプログラムから開くを選択し、ワードパッドなどで開きます。
このような画面になりますから、置換で
「 wrapper.lang=en_US # en_US or ja_JP 」を
「 wrapper.lang=ja_JP # en_US or ja_JP’ 」に書き換えます。
もうひとつ
「 wrapper.java.additional.4=-Duser.language=en 」を
「 wrapper.java.additional.4=-Duser.language=ja 」に書き換えます。
※管理者権限で行ってください。また、間違った書き換えを行うと起動ができなく恐れがありますので、書き換え前に元データのコピーをとっておくことをおすすめします。
※Windows HOME10の場合管理者権限の設定が他と変わっていますので注意しましょう。(筆者はここでエラー画面になって苦労しました。変更するために管理者権限を要求されたため)
上記の置換が終われば設定を保存して起動させていきましょう。
2.Start Managemnet Consoleを実行する
3.Design Studioを起動する
4.日本語でメニューやヘルプなどが表示される
これで日本語化の作業は完了です!お疲れ様でした!
5.エラー画面で止まってしまう場合
もし、DesignStudio起動時に下のようなエラー画面で止まってしまったら、1度、Kapow Appdata User Profileフォルダーのフォルダーを削除するとうまくいくかもしれません。
C:\users\<user>\appdata\local\Kapow
上記のファイルを削除してください。
その後、RoboServer / Management Consoleを再起動してください。
これで新しい設定が作成され、そこからインストールを続行できます(管理コンソールを起動し、ライセンスを入力するなど)。
いかがでしたか?難しいと思っていた日本語表示化も意外とすんなりできたのではないでしょうか?
Kofaxの勉強方法
では、折角入れたKofaxなので実際に使ってみたいと思いませんか?ただ、なかなかKofaxを勉強しようと思ってインターネットで調べても情報が少ないですよね。
筆者が実際に使って勉強したサイトを紹介しますので、1度ご覧になってみてください。
ただし、こちらで紹介しているものはBizRobo!のチュートリアルが多いです。BizRobo!とKofaxの中身は変わりませんから、Kofaxの情報を探して良いものがない場合にはBizRobo!の情報を探しましょう。
1.「RPAツールを見てみよう!ロボットを作ってみよう!(前編)」
まず、RPA BANKさんが出している、さるでき流RPAのはじめかた「RPAツールを見てみよう!ロボットを作ってみよう!(前編)」です。RPA BANKさんはRPA全般の情報が載っていて、イベントやセミナーの情報なんかも載っているので、ぜひ御覧ください。
https://rpa-bank.com/column/5173/
2.RPAテクノロジーズ株式会社のYouTubeチャンネル
もう一つはRPAテクノロジーズ株式会社さんが出しているYouTubeチャンネルです。
さまざまなチュートリアルが用意され、設定方法から簡単なロボットを作ったり、さまざまなアクションのやり方を動画で教えてくれます。
https://www.youtube.com/channel/UCrMZV4XNm3_td2BI6hsdUnQ/featured
実際にロボットを作ってみることが上達への一番の近道となります。
この2つをこなせれば十分現在の仕事に生かせるのではないかと思いますので、最初はつまづきながらでもぜひサイトを覗きながら、Kofaxを触ってみましょう!