前回はWinAutomationのフリートライアルをダウンロードしました。今回はWinAutomationを実際に動かしてみましょう。
WinAutomationのインターフェイス
まずはWinAutomationの画面をご紹介します。こちらは全体像です。3つの画面で構成されています。
次に画面上部にあるリボンの各タブについてご紹介します。
Robotsタブ
Robotの新規作成等の基本操作を行います。
Triggersタブ
トリガーの新規作成や変更等を行います。
Schedulerタブ
スケジューラーの新規作成や変更等を行います。
Logタブ
WinAutomation の実行ログを確認できます。
Optionsタブ
WinAutomation の各種設定が可能です。
メッセージの表示
では、次にWinAutomationを使ってメッセージを表示させてみましょう。
手順1 フォルダの作成
リボン>Robots>New FolderをクリックしMy Robotsフォルダの直下に新しいフォルダを作成します。
手順2 New Robotの作成
New Folderが作成されたことを確認してリボンのNew Robotアイコンをクリックします。
手順3 New Robotの命名
Create New Robotのポップアップが表示されたら、Robotの名前を入力のうえRobot Designerのアイコンをクリックします。
手順4 Robot Designer画面でアクションを検索
Robot Designerの画面が開きます。Actionsエリアの検索ウィンドウ(虫眼鏡のアイコン)を使って、実行したいアクションを検索します。
手順5 Display Messageアクションの選択
今回はメッセージボックス表示のため「messa…」と入力すると候補のアクションが表示されます。「Display Message」のアクションをダブルクリックまたはMainエリアにドラッグアンドドロップします。
手順6 Display Messageアクションの設定
メッセージボックスにどのようなメッセージを表示させるかを設定するポップアップが表示されるので、右図のように登録して「OK」をクリックします。
手順7 ロボットの保存
ポップアップが消えMainエリアに「Display Message」の新規アクションが追加されたのを確認し、保存ボタン(フロッピーディスクのアイコン)をクリックします。
手順8 デバッグモードでの実行
リボンの実行ボタンをクリックするとこれまでの手順で設定したメッセージボックスが表示されます。
手順9 フォルダ階層からロボットを選択して実行
フォルダの階層から、登録したRobot(ここでは「New Robot」)を選択し実行することも可能です。
手順10 実行結果
WindowsのタスクバーにあるRobotアイコンが点滅、クリックすると設定したメッセージボックスが表示されます。
以上の10ステップで簡単にメッセージの表示が可能です。