シェアリングで変わる生き方・働き方

気軽に住む場所を変えて仕事できる?!

ICT(情報通信技術)を活用した、時間や場所の制約を受けない柔軟な働き方、テレワーク。主に、パソコンとインターネット、電話、FAXなどを使って自宅もしくは共同利用オフィスで働くような働き方を指します。このテレワークの盛り上がりとともに、地方移住や二拠点居住を選ぶ人も増えてきました。

そんな中、移住よりも手軽で、二拠点居住よりも自由な新しいサービスが先日発表されました。それは、定額住み放題というサブスプリクション型多拠点居住のシェアサービスADDress」。同社が提供するのは東京では渋谷や品川、地方では徳島や鳥取など11拠点の登録拠点。光熱費込で月4万(個人会員)を払えば、なんとこの11拠点が住み放題となるそうです。どの拠点も個室を利用でき、リビングやキッチンを共有するシェアハウスのような利用が可能とのこと。拠点は順次拡大予定で、すでに法人会員としてガイアックスを始めとする6法人が契約を進めています。

掲載元:「ADDress」

筆者も豊かな自然の中で子育てをしたいという希望で地方移住を考えたことがありましたが、家を探すのに苦労して諦めた経験があります。でもADDressでは空き家をリノベーションしてマッチングしてくれるのでそんな悩みは無用。しかも、貸す側にとっても企業が相手なので安心です。家のシェアであり、都市と地方の人口もシェア。新しい暮らしの形です。

シェアリングで変化した消費行動

シェアリングエコノミーとは、資産やスキルを提供したいという個人と提供を受けたいという個人とをマッチングさせるもので、「モノ」「空間」「スキル」「移動」「お金」の分野に広がっています。ADDressは「空間」のシェアでしたが、日本の中でも最も進んでいるのは「モノ」のシェア。中でも有名な「メルカリ」は月間利用者数が1000人を超え、特に若い世代に浸透しています。その浸透度は予想以上の変化をもたらしており、メルカリと三菱総合研究所の調査によると、その変化は出品以前の消費行動にまで及んでいるという結果が明らかになりました。

  • モノのシェアを日常的に行う消費者は、「売却」を意識して新品を購入する
  • 消費者の一部は、売却金額を念頭におくことで、新品購入が増加、あるいは購入する商品ブランドが高価格帯に遷移している

フリマアプリを介して「モノのシェアリング」を行う消費者は、モノに対する価値観が「所有」から「利用」に変遷することによって、従来とは異なる消費行動をとっているのです。

このシェアリングサービス普及後の従来とは異なる新たな消費モデルを、MRI(三菱総合研究所)ではSearch(行動)・Action(行動)・Use(一時利用)・Share(再販売)・Evaluation(評価)の頭文字を取って「SAUSE(ソース)」と定義しました。

①Searchから始まる消費行動 スマートフォンの普及によって意思決定までのプロセス(認知・興味・関心)がひとまとめになり、リアルタイムで情報収集(検索)に至る行動に変化。

②モノの「所有」から「一時利用」へのシフト 購入した商品を一時的に利用するものとして捉える心理が働くことで、消費においてもその心理に影響された行動をとるようになった。

③モノの貸与・売却後に決まる商品評価  シェアリングによるモノの貸与・売却を通じて、消費プロセスの最後(手元から商品が離れた時点)に、「利用対価(購入価格から売却価格を差し引いた実質の支払い金額)」という観点で改めてモノに対する評価を行うようになった。

(「メルカリ」より引用・掲載)


服を買ったら、実際に売るか売らないかは別にして、すぐに写真にとってメルカリにあげているという行動をしていると聞いたことがありましたが、今回のWEBによるアンケートによると新品洋服購入時の場合65%、新品化粧品購入時の場合50%が、将来売却することを意識すると回答。完全に、モノに対する消費心理が「所有」から「一時利用」に変遷しているということがデータからもわかります。

掲載元:「メルカリ」

さらにフリマアプリ利用後、36%が洋服の新品購入頻度が変わったと回答し、うち19%は購入頻度が増加、17%は購入頻度が減少したと回答。新品購入頻度が減少したユーザーと同程度、増加ユーザーがおり、従来考えられていた「節約手段」以外の利用目的を持っていることが伺えます。

掲載元:「メルカリ」

■シェアリングエコノミーに関する意識調査概要
調査方法:WEBアンケート 調査期間:2018年9月21日〜9月27日 調査対象者:フリマアプリで「洋服」の取引経験者 ※20代以上の男女、フリマアプリ利用頻度が3ヶ月に1回以上 フリマアプリで「化粧品」の取引経験者 ※20代以上の女性、フリマアプリ利用頻度が3カ月に1回以上回収サンプル数:1,642件

持たないという選択肢を。

「空間」のシェア、「モノ」のシェアだけにとどまらず働き方も変化させる「スキル」のシェアといえば複業のコラムでもご紹介したビザスククラウドワークスが有名です。春は人生の節目となる出来事が多い季節。入学、就職、転職、引っ越し・・・。これら全てにシェアリングサービスがあると考えても良いでしょう。大きな買い物や人生の転機となるチャレンジをしようとする時には、まず「シェアリング」サービスがないか念頭に置いておくことが必要となるかもしれません。


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ABOUTこの記事をかいた人

大学では映像と演劇を専攻。仕事はIT(RPA運用)。趣味は茶道。 抹茶のおいしさを広めるべく動画を作って世界に発信中。