AI-OCR

RPA用語

AI-OCRとは、AI(人工知能)技術を取り入れたOCRのことです。OCRとは、Optical Character Recognitionの略称で、光学文字認識と訳されます。このOCRにAI技術を取り入れることにより、手書き文字や非定型帳票の読み取り精度を向上させることができ、さらにこれをRPAと組み合わせることで業務の大幅な効率化が期待できます。

OCRは、文字画像をスキャナーなどで読み取り、コンピュータで扱える文字データに変換する技術で、これにより、紙に記載されている文字を手作業で入力する業務を自動化することができます。しかし、従来のOCRでは、認識できるテキストや帳票・フォーマットに制約(文字の誤認識や定型フォーマットにしか対応できないなど)があり、精度がいまひとつだったり、設定に手間がかかったりしました。

この従来型OCRにAIを導入することで、弱点を克服し、精度や汎用性を高めたものがAI-OCRです。AI-OCRは、従来型のOCRが苦手としていた、手書き文字の読み取り精度も大きく向上し、また非定型フォーマットにも対応しています。さらにAIのディープラーニングにより、データを処理しながら学習を続け、認識精度を高めていきます。
このAI-OCRとRPAを組み合わせることによって、広範な業務の自動化し、加えてより大幅な業務の効率化も可能となります。

2018年以降、実際にAI-OCRを活用し、かなりの効果を上げている例も公開されています。
例えば、金融機関が投資信託の口座開設業務において、AI-OCRを利用した業務自動化システムの運用を開始、電機メーカーが伝票処理業務の帳票入力作業にAI-OCRを活用など、いずれも手入力で行っていた従来と比べて、大幅な業務時間の短縮に成功した
事例が挙げられます。また、自治体では、東京都港区が、手書きで受付けているコミュニティバス乗車券の発行手続き業務にAI-OCRとRPAを活用し、作業時間を大きく削減できると予測しています。

AI-OCRの導入が成功すれば、作業時間やコストなど多くの面で作業の効率化が実現できます。これからAI-OCR導入の流れは増々加速していくと思われますが、AI-OCRは、開発している会社によって、それぞれ得意分野があります。まずは自社の業務
の現状を把握・整理したえで、必要とする機能を見極め、よく検討してから導入することが重要ですね。


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